■ 2008年03月のお知らせ一覧
(2008.3.11[Tue])
歯石をとりたくない!という人がたまに来院されます。
理由は虫歯になるから…とのことですが、間違った解釈をされています。
歯石は表面が塑造で隙間が多く、更に歯石の下部(根に近い部分)は磨けません。元々「磨けていないから歯垢・歯石が着く」のですから、歯石があれば虫歯にならないどころか、歯石は虫歯リスクを大きく高める要因です。歯石の下に既に虫歯があったので、そのように思われている方もいらっしゃるのかもしれません。
歯石は、歯垢のかたまり=バイキンのかたまりです!
歯石をとると歯が揺れるという方は…
歯周病でグラグラになった歯が歯石で固定されているのです。
沁みたり、歯石をとるとスースーすると言う人もいますが、「それが正しい状態です!」
沁みる場合は、お薬もありますのでご相談ください。
歯石を取らないと今度は中高年になってから「歯周病」リスクが相当高くなります。
歯石を取らない結果、歯周病になり歯が抜けしまうのは本末転倒だと思いませんか?
歯石を取らないのはリスクとしてかなり高いとお考え下さい。